魂のダンス

書く無用人

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 2022年後半はあまり調子が出ず、書きたくても書けない状況が長く続いていた。減りに減った気力・体力は年始にゆっくりしたことで、ようやく回復しつつある。何事も休養が肝心である。

 

 

 昨年は、作家・翻訳家の西崎憲さんが主催するプロアマ混合の文芸トーナメント「ブンゲイファイトクラブ4」に作品が選出された。野本泰地「タートル・トーク」は、下記リンクから読むことができるので、お手隙でしたら何卒。グループAだけでなく、他の作品も抜群におもしろいので是非とも。

 

BFC4 1回戦Aグループ|ブンゲイファイトクラブ BFC|note

 

 小説を書きたいと思いながらも、はたしてこれはおもしろいのだろうか……としばしば不安になり、書いては消し、書いては消しを繰り返していた。こうして自分の書いたものが選ばれたことで、「お前はてんで駄目ではないよ」と誰かに励ましてもらえたようでうれしい。

 作品が公開されてからはどんなリアクションがあるかどうか気になってしまい、勤務中にしばしば感想を検索してしまった。どーんと構えたかったところではあるが、根が気にしいでできているのでこればかりは致し方ない。自分の意図が伝わっていたり、思ってもいなかった指摘があったりして、こちらもうれしかった(リアクションの量から察して、初戦突破はないだろうと予想していたが、これは予想通りになった)。2023年も開催されるようなら、もっと炸裂したいと考えている。

 

 

  気が滅入ることの多い2022年ではあったが、自分の好きなものからたくさんのパワーをもらってなんとか生き延びることができた。印象深いものは下の記事にまとめているので、こちらも何卒。

 

2022年ぐっと来たもの - 魂のダンス

 

 

 先述した通り、忙しい日々の中で書く時間が減り、そのことでますます調子を崩していたように思う。抱負というほどの抱負ではないけれど、今年はとにかく書いて、自分が少しでも成長して、うまくゆけば良い波動を周囲に及ぼしていけたらと考えている。小説は長めの作品を完成させたい。今年もどうぞ。