魂のダンス

書く無用人

2020年リリースのよく聞いたアルバム20選

 山々に設営されたステージや出店に囲まれて、国内外のさまざまな音楽を聴き、躍る。友だちとお酒を酌み交わし、ご飯を食べて、SNSで交流があるひとたちと会い、「はじめまして」だとか「おひさしぶりです」とかとあいさつをする。

 そんな夢想をいまでもみる。中学生のころからの念願であるフジロックは、コロナウィルスの影響により延期となってしまった。

 もちろんフジロックだけでなく、数おおくのイベントが中止を余儀なくされた一年だった。慌ただしい日々のなか、生で演奏される音の礫にとてつもないエネルギーを与えてもらうことで生きながらえていた自分にとって、今年の状況は大打撃だった。じょじょに再開されてはきたものの、ライブというハレの日がなかなかおとずれることのない、虚脱した生活はいまもつづく。

 そんななか、思い切って自宅のオーディオ機器を買い替えたこともあり、じっくりと音楽を聴く機会は以前よりも増えたように思う。なかでもレコードプレーヤーを買い替えたことによって、アナログで音楽を聴くことがますます楽しくなっている今日このごろ。ただし、購入して半年でフルオート機能の調子が悪いのはまぢで解せないぞ。

 

 勝手に何度も再生しやがる頑ななレコードプレーヤーに齷齪しながら、今年もとくに気に入ったアルバムを20枚選んでみた。去年に引きつづき、ランキングを決めることはなく、あれはたいせつだなとか、これもすばらしかったなとか、頭に浮かんだ作品をつらつらと紹介していければいいと思う。

 

 

Holy  Hive『Float Back To You』

 

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 外に出るのも憚られ家にいる時間が多いとき、この作品が身体へ沁みに沁みた。ブルックリンを拠点とする3人組スウィートソウルバンドのファーストアルバムは、精選されたバンドアンサンブルとVo/Gt.Paul Springの伸びやかな高音ボーカルがたまらなく良い。2曲目「Hypnosis」の「Pa Pa Pa」というコーラスワークやタイトル曲「Float Back To You」のファルセットなど、きもちのいいメロディにあふれている。

 記憶に間違いがなければ、春頃に小山田圭吾氏のラジオで紹介されており、一聴してすぐにライブラリへ追加した。その後、小袋成彬氏や坂本慎太郎氏などのラジオでも流されており、愛聴するミュージシャンたちがこぞってレコメンドしていたのがとてもうれしかった。

 Holy  Hiveが所属しているBIG  CROWNというレーベルは、いまの自分にしっくりくる「バンドアンサンブルが心地よいスウィートソウル」を奏でるアーティストが多数いて、今年一番の発見にもなった。BRAINSTORYやLIZETTE & QUEVINなど、好きなアーティストをさらに増やすことができ、嬉しくてたまらない。

 


Holy Hive - Hypnosis

 

 

mei ehara『Ampersands』

 

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 mei eharaの作品は以前から聴いていたが、今年リリースされた新作はこれまでで最も好きになった。セルフプロデュースとなった今作は、平熱をじんわりと保つようなメロディラインに、彼女が集めたバンドメンバー(Gtはトリプルファイヤーの鳥居真道氏、Baは元どついたるねんのCoff氏、Drはどついたるねんの浜公氣氏、KeyはODOLAの沼澤成毅氏)の演奏が絶妙に絡み合う傑作。レゲエ、ボサノヴァR&Bなどを昇華した音遣いにうっとりさせられつつも、聴き手にイメージを連続して投射することばたちにハッとさせられる。7曲目の「似合ってくる」の歌い出しが最も好きで、「肌色のままが歩いて行くほど似合う」という一節に、情景、背景、印象、イメージのすべてが解像度を保ったまま圧縮されている。朝、昼、夜のどの時間に聴いてもばつぐんに耳に効くのだが、不思議かつ魅力的なのは、時間帯によって表情が変わっていくような気がするところだ。時間帯を問わず、散歩のときに何度も何度も再生した。

 


mei ehara / 群れになって【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

 

 

Khruangbin『Mordechai』

 

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 テキサス出身のエキゾファンクバンドの新作も、歌が入ったことによってますます自分の好みとなった。古今東西サウンドが混淆した魔術的な楽曲群を聴くと、身体の内奥からふつふつと踊りが生み出される。身体的にゆれうごくときもあれば、座って目を瞑っていながら心がぐらぐらうごくときもある。生の演奏を見ることができた折には、極上のグルーヴに歓喜しそうだ。朝気分が上がらないときには、2曲目「Time(You and I)」を聴きながら小刻みにステップを踏み、駅までの道を闊歩した。

 


Khruangbin - Time (You and I) (Official Video)

 

 

Healing Gems『Fiesta Pack』

 

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 Twitterでどなたかがこのアルバムを紹介していたのを見た瞬間、思わず細野晴臣泰安洋行』じゃないか! と声に出してしまった。どうやらロサンゼルスのバンドらしい。さっそく聴いてみると、ラテンやジャズのにおいをただよわせるオールドなバンドサウンドを現代の視点から解釈したきもちのいいサウンドが広がっていて、いまの自分の気分にぴったり。新しいものも古いものも、住んでいる場所でもそうでない場所でも、良いと思ったものを貪欲に取り込み、たのしみながら製作した雰囲気が伝わるナイスなアルバム。いろいろと落ち着いたときがきたら、3曲目「Tijuana Mushroom(Driving  on Lsd)」を爆音で聴きながら北関東あたりまでドライブに行きたい。

 


Healing Gems - Tijuana Mushroom Driving on LSD

 

 

Bananagun『The True Story Of Bananagun』

 

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 オーストラリア発エキゾファンクバンドのデビューアルバムは、まさに会心の一撃。ジャケットのように、船に乗ってアフロビートやサイケロック、ソフトロックなどをごった煮しながら世界一周旅行に出かけたような、ミラクルアルバム。1曲目「Bang Go The Bongos」から3曲目「People Talk Too Much」の流れで一気に南国気分に取り込まれ、6曲目「Out of Reach」で繰り広げられるエキゾと現代ポップスのバランス感覚に魅了される。そのとき、完全にこのアルバムの虜になったのだ。今年は60sのガレージバンドやサイケバンドのレコードをちょろちょろ集めていたのもあって、このアルバムは抜群にハマった。

 


Bananagun - Out of Reach [Official Video]

 

 

Ethan P.Flynn『B-Sides & Rarities:Volume 1』

 

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 イギリス待望のニューカマーは、しょっぱなからBサイド・レアトラック集という名目でデビューするという尖りっぷり。というよりも、この作品が本当にB面集なのかという驚愕するほどのクオリティ。ほとんどの楽器を自身で演奏しており、FKA  Twigsの新作に参加した実力の持ち主であることが、本作を聴けば聴くほどわかる。メランコリックでドリーミーなサウンドに酔いしれることのできるあやうい一枚だ。2曲目「What You Do Me」の音の広がりに包まる心地よさたるや! そして9曲目「True」でおれたちは涙を流してしまうんだ!!

 職場近くで気に入っているアジア料理屋さんがある。自分はよくランチに利用しているのだが、夜は音楽バーとして営業しているらしい。そのため、昼下がりにかかっているBGMがとても良い。そこである日、とてもいい曲が流れていると思ってShazamしたのが、Ethan P.Flynnだった。ありがとう料理屋さん、これからも足繁く通うぜ。

 


Ethan P. Flynn - What You Do To Me

 

 

King Krule『Man Alive!』

 

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 ジャズやヒップホップなどをクロスオーバーされた音像はさらに進化し、環境音を含んだサウンドによって、闇のなかへ誘われる。乾いたローファイなサウンドとともに、ブルージーな声が「You're not alone」と語りかける。自分が何を言わんとしているのかは、5曲目「The Dream」、6曲目「Perfecto Miserable」、7曲目「Alone,Omen 3」の流れを聴いてもらえれば理解していただけるはずだ。どこにもいくことができない今年、慰めのようにそばにあった作品だった。余談だが、LPについてきた「Perfecto Miserable」の別バージョンがとてもいいので、ぜひ聴いてみて欲しい。

 


King Krule - Alone, Omen 3

 

 

Wool & The Pants『Wool In The Pool』

 

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 冒頭の「Bottom Of Tokyo」のイントロが流れた途端、ガシッと心を掴まれた東京インディーシーンの怪物3人組によるファーストアルバム。細野晴臣氏のラジオにceroの高城昌平氏がゲスト出演していたとき、高城氏が流していたことで知ったかれらだったが、好みすぎて見事にやられてしまった。アナログリリースは去年だが、CDとストリーミングは今年だったので選出。ダブ、ファンクを経由した音に、Gtの德茂氏のダウナーな声が融和し、いまここに存在するかもしれない地下世界を覗き見ている感覚に陥る作品だ。じゃがたらの「でも・DEMO」をダビーにカバーした7曲目「Edo  Akemi」は、その批評性の高さに脱帽間違いなし。

 


Wool & The Pants / Bottom of Tokyo

 

ARTHUR『Hair of the Dog』

 

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 フィラデルフィア出身のエクスペリメンタルアーティスト・ARTHURのアルバムは、浮遊感と戯れていたと思いきや、突如地面に叩きつけられるようなゾッとする音遣いがなされていて、中毒性がばつぐんだった。鈴木慶一田中宏和が『MOTHER』のために制作した「8 Melodies」のカバーが冒頭におかれていることに驚いていると、続く2曲目「Feel Good」で繰り出される無邪気な暴力性を内包したエレクトロサウンドにK.O.    声もDaniel JohnstonやPeter Iversのような、幼いかわいげ、それゆえの恐ろしさがあってたまらない。サンプリングの巧みさにも夢中になれるすばらしいアルバムだ。

 


ARTHUR - I Don't Want To Talk To You

 

 

Crack Cloud『Pain Olympics』

 

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 カナダのポストパンク・アート集団のニューアルバムはまさに開戦の幕開けとでもいえるものだった。はぐれものたちが一同に介し、音を武器にめっためたに暴れ回る。パンク、ジャズ、ヒップホップの波を縦横無尽にかけめぐり、壮大なフィナーレへと帰結する必然の奇跡。特に3曲目「The  Next  Fix」の高揚感がたまらない。藤本タツキチェンソーマン』を読みながら聴くと、どちらもより作品世界に没頭できることだろう。

 


CRACK CLOUD - THE NEXT FIX

 

 

Yves Tumor『Heaven To A Tortuned Mind』

 

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 WARP RECORDS所属マイアミ出身のエレクトロアーティストによるセカンドアルバムは、生々しい妖艶さにあふれた傑作だった。グラムロックとサイケロックの要素に、現在進行形のエレクトロミュージックが混じり合うサウンドに惚れ惚れとする。そこに己のすべてを吐き出すような歌声が絡みつくことで、かれにしか表現しえない艶やかさが生まれていると感じる。4曲目「Kerosene!」や8曲目「Super Stars」で鳴るごりごりのギターがたまらなく好きなのだが、やはりなんといっても3分間生み出される音のすべてが格好良いオープニングナンバー「Gospel For A New Century」がベストだ。

 


Yves Tumor - Gospel For A New Century (Official Video)

 

 

Pet Shimmers『Trash Earthers』

 

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 サイケデリックでドリーミーでパンキッシュ、どこか不気味であると同時に、音を聴かなければ感じとることのできない儚さが生まれている。ブリストルの7人組音楽集団によるセカンドアルバムは、生の演奏とコーラスの声に、プログラミングが混ざり合う歪さが素晴らしい。SFの世界で爆発的にカリスマ性のあるロックバンドがいたとすれば、それはきっとかれらのような佇まいを感じさせる存在なのだろう。10曲目「The Mouth of」のもつセンチメンタリズモには拳を握りしめてしまう。

 


Pet Shimmers - All Time Glow (Official Video)

 

 

Phoebe Bridgers『Punisher』

 

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 開放的な曲から内省的な曲まで収録されているが、なんといっても全曲歌がすばらしい。カルフォルニアのシンガーソングライターによる2作目は、ときには怒り悲しくもあり、ときには楽しく嬉しくもある人間の感情の起伏を、多数のゲストミュージシャンとともに表現し得た傑作だ。言葉の意味を十分に理解できてはいないが、そこに込められた思いは十二分に伝わるのはとても不思議なことだと思う。でもこれは音楽にしかなし得ないことであると思う。そんなことを感じさせてくれる大切な一枚となった。聴くたびにものすごく苦しくなってしまうのだけれど、7曲目の「Moon  Song」がいちばん好き。

 


Phoebe Bridgers - Kyoto (Official Video)

 

 

John Carroll Kirby『My Garden』

 

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 SolangeやFrank Oceanのアルバムにも参加する鍵盤奏者によるファーストソロ。ジャズ、ソウル、アンビエントが基調なのだが、聴くたびにここがどこだかわからなくなるような無国籍の雰囲気に魅了されていく。

 一聴したときはぴんとこなかったのだけれど、自粛明け久しぶりのライブ(カネコアヤノ×サニーデイ・サービス)の開演前と転換のときに、ずっと流れていた。ひさしぶりにライブハウスのスピーカーで音楽を聴いたからか、本編に負けず劣らずこのアルバムが素晴らしくて、結局フィジカルも手に入れたのだった。こういうことがあるので、ライブハウスはたのしいのだ。

 


John Carroll Kirby - By The Sea

 

 

青葉市子『アダンの風』

 

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 いままでも好きでよく聴いていたが、今作が最も好きなアルバムとなった。「架空の映画のサウンドトラック」をイメージして制作された本作は、これまでの歌とガットギターの演奏だけでなく、多様な打楽器などを取り入れた幻想的な音像に耳をうばわれる。ジャケット写真のように、ちいさな子どもが生物たちと戯れながら海をゆっくりと遊泳するような、魅惑のサウンドスケープ。8曲目「Sagu  Palm's Song」は今年のベストトラックだ。

 


Ichiko Aoba - Porcelain (Official Music Video)

 

 

Adrianne Lenker『songs』『instrumentals』

 

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 自分も行くはずだったBig  Thiefのワールドツアーがコロナウィルスの影響で中止となった。その後、Vo.のAdrianneがマサチューセツの山小屋で録音したという本作は、木々のざわめきや動物のなきごえまでもが録音された尊いフォークサウンドに満ち満ちている。ちいさな世界で生まれる音の数々が、おおきく広がってそばに寄り添う。3曲目「anything」を先行で聴いてから、バンドに引き続きソロもとんでもない傑作になると思っていたが、6曲目「half return」のダブルボーカルとアルペジオのうつくしさにそれは確信となった。『songs』ももちろんのこと、胸にひりつくアンビエントフォークが鳴る『instrumentals』の2曲はレコードで聴くと尚のこと良い。

 


adrianne lenker - anything (official audio)

 

 

Soko『Feel Feelings』

 

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 ロサンゼルスを拠点に活動するフランス生まれのシンガーであり、俳優によるソロアルバム。ハスキーな歌声でありながらも、伸びやかな高音がなんとも魅力的だ。精選された楽器のアンサンブルとともに、感情のひとつひとつを掬い上げて歌うダウナーなロマンスに引き込まれる。MGMTのJames RichardsonやBeach FossilsのDustin Payseur、そして先ほど取り上げたJohn Carrol Kirbyなどが参加しているのも納得。USインディーが好きな方すべてに一聴していただきたい作品。

 


SOKO :: Being Sad Is Not A Crime (Official Video)

 

 

GEZAN『狂(KLUE)』

 

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 宣戦布告のようなスタートから、BPM100(〜200)で駆け巡る反骨と希望の音楽。ダブの要素が本作の毒の巡りを加速させ、現前には壊れかかった、いや、もうすでに壊れている世界がはっきりと見えてくる。そしてラストの「i」では、幸せになることそのものが、この世に対する最もつよい反抗であることが、やさしく切に歌い上げられる。絶望は希望のはじまり。今年はこれを挙げないで何を挙げるのか。われわれが狼煙を上げる契機となる怪作だとつよく思う。

 


GEZAN / 東京 (Official MUSIC Video)

 

 

サニーデイ・サービス『いいね!』

 

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 家にいるばかりで人にも会えないとき、よく聴いていたのはサニーデイ・サービスの新作だった。みずみずしいサウンドに外を駆け巡りたくなったり、はたまたコンビニで買ったコーヒーをだらだらと飲んでみたくなったり、いまを生きるわれわれの心象の写し鏡のようなアルバム。キャリアの長いバンドが初期衝動のかたまりのような作品を発表してくれただけでも、たまらなくうれしいのだ。

 


Sunny Day Service - 春の風【Official Video】

 

 

寺尾紗穂『北へ向かう』

 

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 あえて順位づけをするとするならば本作がベスト。詳しいことは以下の記事にまとめたので、そちらを参照していただきたい。

 

tacchi0727.hatenablog.com

 


寺尾紗穂 - 北へ向かう

 

 

 

 以上が今年リリースされたなかでもよく聞いた20枚のアルバムだ。こうして並べてみると、どこか「ここではないどこかへ」の希求が自分のなかに内在しているのかもしれないと感じてしまう。

 そして、ここで挙げた作品のほとんどがある種の混淆性をおびているのではないかと考えている。ジャンルという概念などお構いなし、取り込めるものをすべて取り込んで己の表現に昇華していく強度がどの作品にもあると思う。

 また、ソロ、バンド問わず、多様なミュージシャンとの共鳴が、自分のなかで好きな作品を選ぶ際の基準となっているのかもしれない。特定の演奏家やプロデューサーに固執することなく、ゆるやかに、けれども強固な連帯を、どの作品にも感じとることができる。そんなことを選びながら考えたり思ったりしたのだった。

 2020年は腹が立ってしようがないことだらけだったが、こうして振り返ると音楽があったからこそ感じとれたエネルギーに満ちていたのだなと思う。そんなすばらしい作品に引き続きパワーをもらいながら、おれたち来年もぶちかましていこうぜ。

 

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