一歩踏み出したとたん、次に身体のどこをうごかせばいいのかわからなくって途方に暮れる。足元に障害物はなにもないはずなのに、身体は動かない。視界の左側からは、月の光と歩道を照らす街灯のあかりが混じり合って、こちらにのびてくる。傍に生えている雑…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。