魂のダンス

書く無用人

日記のようなもの

20240407

私は「周辺から」事態を捉えるという視座を貫いてきた。それは単に、視座をずらすというだけではない。周辺へと押しやられる人びとに最後に残された眼力こそが、構造的暴力のあり方を照らし出す重要な立脚点となると考えるからである。エスノグラフィーを書…

20240229

書くことは考えることである。考えることが書くことによって結実するというのではなく、書くことが考えることであるというこの順序を大切にしたい。 (石岡丈昇『タイミングの社会学 ディテールを書くエスノグラフィー』青土社、2023年、p.9) わたしのこと…

20240108

くもり。 最近継続できていることといえば筋トレくらいで、他に何か続けているかと言われても何もないとしか言えない。朝起きて仕事に行って割と遅くまで働いてX(旧:Twitter)をだらだらと見て、『墓場鬼太郎』のアニメを見るくらいだ。毎日スポーツに打ち…

ボルゾイがじつと見ている

連日の過度な食事、飲酒が祟って、サマーソニックでBlurを見ている途中で急激に具合が悪くなった。調子に乗って移動中に何杯目かわからないビールを飲んでしまったからかもしれない。7月の中旬からずうっと食べまくり飲みまくりだったのだから、さすがの胃も…

山と海

はじめてのデイキャンプに選んだ場所は料金が安いわりにスペースが広く、近くに川もあった。川に足をつけると冷たい。川底の石は苔やら泥やらでヌメヌメしていて足場が安定しないので、川縁の大きな石に腰をかける。しばらくすると足のまわりに小魚が何匹も…

無題(0410-0508の雑記)

規則正しく過ごしてやろうと決意した大型連休だったが、結局のところ朝は遅くまで寝て、最近ハマっているYouTubeチャンネル「エルコレ〜歌舞伎超TV〜」を見て、飯を作ったり注文したり酒を飲んだり二日酔いになったりして銭湯に行くような日々だった。だらし…

ほぐそう、すすもう(0226-0409の雑記)

平素の仕事がようやっと落ち着いた、やったぜ。時間もできたことだし自分がやりたいことにとことん打ち込もう!……と思っていたのだけれどすっかり気が抜けてしまい、まいにち酒を飲んでばかりいる。この雑記の更新も、切羽詰まった日々の中で唯一気持ちを整…

身体をギュッとね!(0220-0225の雑記)

知らない人が近くにいることが昔から苦手で、電車でも極力座らないし、ふらっと入ったお店で横の席と距離が近い席しか空いていない場合は咄嗟にテイクアウトに切り替える。 というのも。わたしは大きな図体をしているだけでなく根が心配性のため、横の人から…

THE WORLD(正位置)(0206-0219の雑記)

前回の更新以降、一文字も書くことができずにいた。その状態が続くと、何を書こうとしていたのかをまったく思い出すことができず、単純に朝起きて会社に行って働いて家に帰って寝るだけの日々だったように感じるが、実際のところはそうではない。日によって…

0130-0205

0130 0131 0201 0202 0203 0204 0205 0130 平日は朝早めに起きてやりたいことをやろうと決意したのだが、あまり体調が優れず結局通勤ぎりぎりまで寝てしまう。これを書いているのは金曜日なので正確には1/30の日記ではないのだけれど、今週はずっとこんな感…

0123-0129

0123 0124 0125 0126 0127 0128 0129 0123 通勤中に舐達磨を聞く。今日から一週間負けへんで。(これを朝に書いてから次の日まで放置していたということは、あまり良い気分で仕事できなかったのだろう) 0124 今日も通勤中に舐達磨を聞く。今日も負けへんで…

0116-0122

0116 0117〜0119 0120 0121 0122 0116 通勤中は井伏鱒二『駅前旅館』を読んでいる。旅館の番頭として働く男の語りで進んでいくのだが、あっちこっちに話が飛んでいくだけでなく、当時の風俗を知ることができるのでおもしろい。 井伏鱒二の作品をかわるがわる…

0109-0115

0109 0110 0111 0112 0113 0114 0115 0109 掃除をして洗濯をして平日の作り置きを拵えていたら一日の半分が終わってしまう。仕事が始まる前日は毎回こんな風に過ぎていくので、休めた気がしないし本当にしたいことができない気もしているが、それでもやるし…

0106-0108

0106 0107 0108 0106 慌ただしさと休息が同時にやって来た年末年始だった、と書いたら意味不明なのだが、実際にそうだったのだからそうとしか書けない。詳細は諸事情によりここには書かないのだけど、年始の後半になるとようやく体力が回復してきたので昨年…

20230000

2022年後半はあまり調子が出ず、書きたくても書けない状況が長く続いていた。減りに減った気力・体力は年始にゆっくりしたことで、ようやく回復しつつある。何事も休養が肝心である。 ※ 昨年は、作家・翻訳家の西崎憲さんが主催するプロアマ混合の文芸トーナ…

最近のこと(2022年2月〜4月の雑記)

「ご自由にお持ち帰りください」を見つけるとすぐに飛びついてしまう。 上京1年目、自宅である家賃の安い狭いアパートの周囲にどんな場所があるのか探るため、近所をぷらぷらと歩いていたところ、お中元の空き箱の側面に黒いマジックでこの言葉が書かれてい…